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東建ホームメイトカップ 2007

上田諭尉「あんな屈辱は二度と味わいたくない」

前日水曜日に散髪したばかりだ。同じ岐阜県在住で先輩の山本昭一に、「オマエ、頭変だよ。ボサボサだよ」と指摘されて、慌てて友人の美容師に頼んで切ってもらった。

昨年の会場の東建塩河カントリークラブでもそうだったのだが、コースまで車で約40分の大垣市からの“自宅通勤”。
リラックスして試合に臨めていることも大きい。

さっぱりと、気分一新で迎えたスタートの10番パー4は「1年を占う上で、大事なホール」。6メートルのバーディチャンスを決めて、がぜん「気分が良くなった」。

同じ組の藤田寛之が、面白いようにパットを決めてスコアを伸ばしていた。
「藤田さんについて行こう、と」。
パートナーにも恵まれて、今年も好発進。

昨年の今大会で2位に入り、シード復活の足がかりとした。
この開幕戦で2年連続の好スタートに「・・・まあ、たまたまだよね」と何気なさを装ったが、今季にかける思いは相当強い。

2002年に初シード入りを果たしたものの、翌年にすぐシード落ち。「あっという間に落ちて・・屈辱的だった」。
あんな思いは、もう絶対にしたくない。
「それだけは、絶対に避けたい」。
復活元年の今年は「勝負の年」と位置づけている。

思い切って、新たにミズノとクラブ契約を結んだ。
「それが、すごく感触が良くて」。
気持ちも、技も、道具も。
すべて完璧な状態で迎えたこの初戦。
「あっさりと崩れるわけにはいかない」。
最後まで上位に踏みとどまって、昨年掴み損ねた初優勝を狙っていく。

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