Tournament article

つるやオープンゴルフトーナメント 2006

室田淳が単独首位に

この日2日目に69をマークした杉原輝雄に、「ゴルフは、奇跡が起きるからいい!」と感嘆の声を上げた室田淳も、ドンより18歳年下ながらシニア世代。

前日初日に引き続き、強風が吹き荒れた難コンディションにもかかわらず、首位を守った50歳は「生まれも育ちも、風ビュービューの群馬県だからね。僕に味方してくれるのかも」と、おどけてみせた。

昨シーズンは「ひどかった」というパッティングに、光明を見出したことも大きい。
昨年12月、シニアVS男子VS女子の対抗戦「3ツアーズ」で、青木功と練習ラウンドを回ってグリーン上でヒントを得た。

さらに、昨年から参戦している米シニアのチャンピオンズツアー。
スコット・シンプソンやローレン・ロバーツらパット巧者のパッティングを仔細に観察し、自分との大きな違いを発見したという。

具体的なその内容は「言うとヘタになっちゃうから」と、固く口を閉ざしたが「やっぱり、先輩に学ぶのがいちばん良いってこと!!」。

今年も、シニアと日本のレギュラーツアーを掛け持ち参戦。
昨年は、米でトム・ワトソンと同じ組で回る機会があって「楽しかった。懐かしい選手が出てるんで、ウキウキするよ!」と室田。
国内外で刺激を受けて、ますます輝きを増している。

関連記事