Tournament article

日本プロゴルフ選手権大会 2005

韓国のS・K・ホが、2年連続プロ日本一の座に!!

2002年に3位、2003年に2位。そして、昨年2004年にとうとう大会初優勝。連覇がかかった今年、SKがまず気になったのは「3位より下(の順位)に、どれだけ落ちないでやれるか」ということだった。
「あんまり下がってしまうのはイヤだから。できるだけ3位に近い順位で終われるようにしよう」と、決めていたが、3日目終了時点で思いがけず単独首位。

「また、今年もここにいられるだけで幸せだなって。このあとの結果は、僕が決めることじゃないから」。
いよいよ、連覇達成のチャンスを迎えても、ほとんどノンプレッシャーだったのだ。

1984年の中嶋常幸以来8人目。外国人選手としては、1933年のラリー・モンテス以来の連覇達成は、貪欲に技を磨いてきた成果だった。

昨年、世界メジャーや、米ツアーのQスクールに挑戦して痛感したのはアプローチの重要性。
硬く速いグリーンに、自在に球を止める技が必要だと感じた。
「アプローチに自信がなければ、その前のセカンドショットからプレッシャーがかかってしまうから」と、このオフ、特に力を入れて練習してきたアプローチに今週、さらに磨きをかけるチャンスがあった。

3日目にともにラウンドした谷口徹。球を低く打ち出しスピンをかけて、玉名の硬く速いグリーンにピ
タリと止めてみせる。
はじめは、そんな谷口のアプローチを盗み見るだけだったSKも、「この人はなんでこんなに止められるのか、と思ったらだんだん頭にきて(笑)」ついに、14番ホールでたまりかねてこう切り出していた。

「僕にも、教えてくださいよ」。

この申し出はあっさりと却下されてしまったが、残りホールで目を凝らして谷口のアプローチを観察して真似することで、自分なりにコツをつかんだ。
それが、最終日の18番のアプローチにつながった。
グリーン奥からの第4打は、OK距離にピタリ。2位の谷原を、封じ込めたのだった。

関連記事