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セガサミーカップゴルフトーナメント 2005

渡辺司・大会ホストプレーヤー「必死でついていきます」

渡辺が、インタビュールームの前を通りかかった。ちょうど、首位タイにつけた兼本貴司が記者会見を受けていた。
ドアを開けて、檄を飛ばす。
「兼本! 気の利いたコメントを言って、大会を盛り上げてくれよ!!」。
ホストプレーヤーとしての責任が、言わせたセリフだ。

今大会主催のセガサミーグループに所属する渡辺は、記念のこの第1回大会にむけて、開催前から大会の準備に携わってきた。
いざ本戦に突入しても、盛り上げ役として気は抜けない。
ほかの選手たちを引き立てると同時に、当然、自分自身のプレーでも恩人に報いたいという思いが出てくる。そしてそう思うほどに、その肩に重くプレッシャーがのしかかる。

「・・・ボギーは叩いちゃいけないとか、いろんなことがよぎっちゃって必要以上に慎重になったりしてね。そういうのが、逆に励みにもなうんだろうけど、やっぱり、ほかの試合とはちょっと違うよね」と苦笑しつつも所属プロとしての重圧を懸命に振り払い、2アンダー14位タイスタート。
「明日から、もっともっとハイスコアの戦いになると思うから。ほかの選手に、必死でついていきたいと思います」。

48歳が、気合を入れなおした。

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