初日から一度も首位を明け渡すことなく、完全優勝を達成したウッズ。

数字だけ見ればけしてそうではないにもかかわらず、“スランプ”と言われ続けた昨シーズンは、このダンロップフェニックスでの優勝が完全復活のきっかけになった、と言われている。

それは本人も認めるところで、今年のマスターズの優勝は「去年のダンロップフェニックスでの優勝が自信になったから」と、語っている。

この思い出の舞台に再び舞い戻り、狙うはもちろん大会連覇。

「自分のゴルフに集中することで、自分への期待に応えていくつもり」と言い切る世界王者が今週、いよいよ宮崎に降り立つ。

今年はディフェンディングチャンピオン・ウッズほか、米欧両ツアーの賞金王と、今季メジャー４戦のうち３のタイトルホルダーが、宮崎に集結する。
世界最強の男たちが集う舞台。今週のフェニックスカントリークラブから、目が離せない。

Tiger　Woods　タイガー・ウッズ（アメリカ、ディフェンディングチャンピオン）

＜生年月日＞１９７５年１２月３０日生まれ（２９歳）
＜身長＞１８８ｃｍ
＜体重＞８４ｋｇ
＜通算勝利数＞ツアー４６勝、インターナショナル８勝
＜今季の獲得賞金＞$10,628,024（１位）
＜今季の優勝＞マスターズ、全英オープン、WGC-NECインビテーショナル、WGC-アメリカンエキスプレス選手権、ビュイック・インビテーショナル、フォード選手権
＜過去の主な戦績＞米ツアー賞金王５回、メジャー10勝
＜本大会への出場＞３回目（過去の最高順位は昨年の優勝）