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ダンロップフェニックストーナメント 2005

ジム・ヒューリクが単独首位

ウッズも、太鼓判を押した。「このコースは、ジムに合っている」。平均飛距離は280ヤード。今季のドライビングディスタンスもランク170位でズバ抜けて飛ぶわけではないが、パーオン率は7位、平均ストローク3位。
見た目はちょっと変則スイングだけれど、安定したショットでスコアを稼ぐ。
オールラウンドプレーヤーとして知られている。

「確かに、僕はショットの精度で勝負するタイプ」。
だから、落としどころの狭いフェアウェーに、アンジュレーションのあるグリーンが待ち受ける、ここフェニックスのようなコースでこそ、真価を発揮する。

この日は、「とにかく、手前の上りのラインを残す」そのセオリーを貫いた。
安全策に徹した分、長いバーディパットが残ったが、11番、13番、16番では8メートルをねじ込んだ。

ティショットを池に入れた17番では、5メートルのボギーパットを入れて「ナイスボギー!」。
「あそこは、ダブルボギーにしてもおかしくなかったから。よくボギーで上がれたよ」。
納得の64は、通算9アンダーにして単独首位浮上。

オリンピアフィールズカントリークラブで行われた2003年の全米オープンでは、「僕向きのコース。勝てそうな予感がある」と予言して、メジャー初制覇。

「今週も、そういう雰囲気はあるね」とこともなげに言った。

Jim Furyk ジム・フューリク(アメリカ)
<生年月日>1970年5月12日生まれ(35歳)
<身長>188cm
<体重>84kg
<通算勝利数>ツアー10勝
<今季の獲得賞金>$4,255,369(米ツアー4位)
<今季の主な戦績>ウエスタン・オープン優勝、ワコビア選手権2位タイ(プレーオフ)、バークレー・クラシック2位、MCIヘリテイジ2位タイ
<過去の主な戦績>メジャー1勝(2003全米オープン)
<本大会への出場>2回目(1996年、10位タイ)

2003年の全米オープンチャンピオンは、昨年受けた手首の手術から見事にカムバック。今年7月のシアリス・ウェスタンオープンで、2003年ビュイックオープン以来2年ぶりとなる優勝は、13年間のプロ生活で10勝目。

さらに、8位に入ったドラールのフォードチャンピオンシップで16万5千ドルを稼ぎ、ツアーの生涯獲得賞金額は2千万ドルを超えた(歴代6位)。

優勝こそ逃したものの、今季は素晴らしいゲームが他にもたくさんあった。
ワコビア選手権ではビジェイ・シンとのプレーオフ4ホールに及ぶ激闘。
バークレー・クラシックでは最終ホールでパドレイグ・ハリントンに奇跡的な20メートルのイーグルパットを決められて逆転負けを喫したが、どちらも好戦を演じている。

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