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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2004

アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン、地元選手紹介

まず、もっとも地元ファンの注目を集めそうなのが開催コースにほど近い田川市出身の手嶋多一(=写真上)だ。今年のジャパンゴルフツアー選手会の会長でもあり、いつも明るいムードメーカーは、今年9月の日韓戦ではキャプテンもつとめ、チームのまとめ役としても大いに奮闘した。
先月、新潟県で起きた中越地震も人ごとではない。この夏の台風襲来で、手嶋自身も、実家が倒壊する被害にあっている。
それだけに、新潟の地震被害にも心を痛め、「何か、僕にも力になれることがあれば…」と、会長としてチャリティの先頭に立つなど、積極的に活動している。

出身地こそ神奈川県だが、昨年の賞金王・伊沢利光(=写真中)も、今大会を代表する地元選手のひとりだ。妻・和子さんの出身地である飯塚市に移り住んで、今年で4年になる。
自宅は、開催コースから車で15分もかからず、「デビュー以来、初めての自宅通勤ができる」。普段よりもリラックスしてこの第1回大会にのぞめそう、と話している。



50歳の誕生日を迎えた翌週、先週の日本シニアオープンで、“デビュー戦”を飾った友利勝良のホームコースが、ここ麻生飯塚ゴルフ倶楽部。オフはもちろん、転戦の合間を見つけて腕を磨いてきたのが今大会の舞台だ。
出身の沖縄県から移り住んで以来、慣れ親しんできた庭ともいえる麻生飯塚ゴルフ倶楽部でベテランの技をいかんなく発揮する。

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