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2003 アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント 2004

「僕には、ど根性しかないですから」2位タイの合田洋

94年の日本プロゴルフ選手権の初優勝で得た10年シードは、来年2004年を最後に、期限が切れる。それだけに、「今年は、勝負の年だと思っていた」。開幕時は比較的、調子が良かったこ ともやる気に拍車をかけた。
それほどの感触もあっただけに、今年、賞金ランキング での2年連続のシード落ちはショックだった。

もともと、トレーニングで体をいじめ抜くタイプ。いよいよ正念場のこのオフは、ますますハードなスケジュールを計画している。

「毎日5時半起きのランニング。走るスピードもアップして、距離も増やすつもり」という。

「僕には、すごいゴルフとかはできないけど、とにかく、ど根性しかないですから」。
14番で、残り250ヤードの第2打をピン下7メートルにつけ、これをねじ込みイーグルを奪うなどボギ ーなしの65で2位タイでスタート。

2003年の開催ながら、来シーズンにカウントされる今大会で優勝を飾れば、年内のシード奪回も実現するが「そんなことより、とにかく目の前の1ホール。その積み重ねが1週間、1年間へとつながっていくんです」。

いまは精神面の強化が課題、という合田。「とにかく、ど根性でやります!」と、力をこめた。

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