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ブリヂストンオープン 2001

「ワールドカップの前に、ぜひVを」

2位タイのディネッシュ・チャンド

 11月、静岡の御殿場で行われるEMCワールドカップ。
 世界ランク6位のビジェイ・シンとのペアで、フィジー代表としての出場が決まっている。
 「その前に、ぜひVが欲しい」とディネッシ。

 「もうひとつ取りたい」と、自らにプレッシャーをかけつつ迎えたこの日の最終18番。
 クリークでの第2打で「痺れて」右にフケさせ、バンカーに打ち込みながらも、そこから寄せてOKバーディ。
 通算9アンダー、2位タイに踊り出て、「最後のアプローチは、自分でも最高の出来だったね」と自画自賛だ。

 「18番は、ティショットが、フェアウェーど真ん中。ここで刻むわけにも行かず、思い切って狙っていったんだけど、緊張して、バックスィングで手が上がらなくて・・・(苦笑)。でも、狙いどおりバーディが取れてよかったな」

 心から崇拝するシンとのプレーは、7月の全英オープンでの練習ラウンド以来。
 その前の“今季2勝目”で、パートナーを安心させるつもりだ。

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