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五浦庭園JGTOチャレンジ II 2010

好調をキープし、先週の優勝に続いて今大会では2位に入った前粟蔵俊太

先週の『SRIXONチャレンジ』でプロ初優勝を挙げた前粟蔵俊太が単独2位に入った。
「もう1日、競技したいですね。今回みたいな1日競技の場合は、どんどん攻めてスコアを伸ばさないといけないとわかってたんですが…。」。プロ初優勝からの2週連続Vは叶わなかった。

1番からスタートした前粟蔵は前半1アンダーと伸び悩んだものの、後半に入り、10番5m、11番1m、12番5m、13番10m、14番3mと、怒涛の5連続バーディー。一気に小泉の独走態勢の阻止に名乗り出たが、先にホールアウトした小泉にあと一歩足りなかった。

「前半に伸ばせなかったのが、今になって悔しい。」と少し悔いの残る結果となったが、ゴルフの調子自体は先週の勢いを残したまま、好調をキープしている。「スコアに関しては満足です。」

残すは最終戦『JGTO Novil Cup FINAL』。限られた賞金ランキング上位36人で今季のチャレンジ賞金ランキングを争う。最終戦の賞金総額は1000万、優勝賞金200万と、一気に順位の変動も起こりうる。

本大会を単独2位で終え、前粟蔵はチャレンジ賞金ランク4位で303万3313円、トップのD・チャンドとは約170万円の差だ。
「今の順位に安心せずに、最終戦でも優勝を狙っていきたい。」

そう語った前粟蔵の目は、もっと高いところを目指している。



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