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全日空オープン 2000

「あれで勝負が終わったよ」

尾崎直道は、9番パー5のボギーで反撃のチャンスを逃した。

 この日の直道は、1番で3メートル、4番で1メートルの、いずれもパーパットをはずし、前半ボギーが先行するも、すぐに5番で1.5メートルのバーディパットを入れて盛りかえした。

 さらに、8番ではグリーン手前からのアプローチをチップインバーディ!
 通算5アンダーとスコアを伸ばし、ギャラリーの歓声に、「ワオ!! サンキュー」と答えるほどノリにノってきた直道の反撃は、ここから始まるのか、と思われた。

 たが、次の9番。
 セカンドをグリーン奥のがけ下に打ちこむ痛恨のミス―。直道は、腰に手を当てた姿勢のまま、しばらくうなだれてしまった。
 そこからピン手前1.5メートルに寄せたが、はずしてボギー。直道のショックはますます深まった。
 後半は、佐藤に連続バーディを奪われて、それきり直道の追撃は止まってしまった。

 「今日はドライバーを替えてみたんだけど、苦しんだね。
 前半はボギーが先行したけど、8番終わったときには(最終組の)3人、誰でもチャンスがあるような展開だったんだけどね。
 その後の3ホールで勝負がついた。
 9番のアプローチは…ショックだった。そのあとのパーパットもね…。あれで勝負が終わったという感じ。
 11番でまたボギーにしたあとは、淡々とゴルフしてしまったよ…」

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