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〜全英への道〜ミズノオープン 2000

ミレニアムを記念する2000年、全英オープンの大会みどころを

 私アリスター・ラウドンと、ノエル・ステファンは、第30回ミズノオープンのために日本に訪れることができ、大変、嬉しく思っています。 今年のセントアンドリュースで行われます、2000年の全英オープンは、とても特別な大会になることは間違いありません。1日の観衆が5万人を超える見込みですし、優勝賞金もこれまで最高の50万ポンド(日本円にすると7500万円)にですからね。
 会場となりますセントアンドリュース・オールドコースは、これまでで1番長い7125 ヤードとなります。これまで6993ヤードというコースがありましたが、それ以上です。
 コースセッティングは非常にトラディショナルにしあがってます。硬く生き生きと弾むような深いバンカーが選手たちを迎えます。有名なバンカーのいくつかには、選手たちもその表情を変えることでしょう。有名な『ヘルバンカー』は、深さ3メートルを超えています。そこに入れた選手は、まるで、『地獄』に突き落とされたような表情をするに違いありません。

(『ヘルバンカー』=14番パー5のセカンド地点にある。縦がもっとも長いところで3 メートル、横が21メートルもあり、オールドコース最大のバンカーとして知られる。 “ヘル”とは英語で地獄の意味)

 グリーンに乗ったからといって、必ずパーで上がれるとは限りません。セントアンドリュースのグリーンはダブルグリーン(2ホールで共有するグリーンのこと)ということもあり、とにかく広い。もっとも広いのは、5番、15番のグリーンでしょう。ここは1エーカー(直径約4000平方メートル)もあります。このグリーンを刈るには、1 時間半以上かかり、その人が歩く距離は7,5マイルになるということです。

 大会前の水曜日には、2000年を記念して過去の優勝者を招いて、エキシビジョンマッチを開催します。これには、歴代優勝者のほとんどが参加するという返事をしてくれていますので、喜んでおります。サム・スニードや、ポール・ローリーといった選手もいます。テレビ放映もありますので、とても面白いものになると思います。
 これまで25回行われましたセントアンドリュースでの大会で、最小スコアはニック・ファルドの18アンダーです。
 人によっては、穏やかな日であれば、タイガー・ウッズなら20アンダーにまとめることができるといいますが、セントアンドリュースに穏やかな日などほとんどありませんからね。
 R&Aの信念は、世界から最高のプレーヤーに出ていただく、ということです。エントリーの締めきりの6月1日までに、予選会も含め、世界各国から2500人以上の応募をいただきました。出場権を持たない選手は、地域クォリファイング、ファイナルクォリファイングを経て出場権を勝ち取るわけです。昨年の優勝者、ポール・ローリー、そして、2位のジャン・バンデ・ベルデも、このファイナルクォリファイングを経て出場してきた選手でした。新しいチャンピオンが出現するチャンスが非常に大きい、オープン競技なのです。

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