「あがり3ホールで風のミスジャッジをして、こういうスコアになったとう感じです。18番はティショットが思ったより右に流れて、落ちたところがラフが深くて7番アイアン以上が持てなくて寄せきれずに、結局ボギーにしました。16番も、真横かフォローの風だと思って打ったのに、アゲンストの風だったし…読み違いですね。
　ショットは…今日はまあ、こんなものです。素晴らしく良くも、悪くもなかった。ミノザさんが5アンダーでまわって、素晴らしいゴルフをしたから、こういう差（4打差）になったという感じ。
　でも、先週も（片山）晋呉の独走かと思っていたら、ばたついてああいうこと（最終ホールで2人とも池ポチャしてもつれた）になったし、明日も最後まで諦めずに頑張りたいと思います。
　疲れはそろそろたまってきてはいるけど、今年に入ってホールアウト後はイギア（フィットネスカー）に行ったりして、体のケアに心を配るようになってきましたから平気です。昨年までは、疲れたら疲れたままっていうところもあったんですけど…。こういう面でも、少しずつ進歩できているのかなという気はします。でも毎週、こういう位置にいられるので、本当は疲れているのにあまり感じていないだけなのかもしれません。疲れたなんて言ってられないですからね。こういう位置で戦えることを、ほんとうに幸せに思いますよ。
　僕はけっこう、短気なタイプ。でも、今季はこれまで、あまり感情を表に出さないようにしてきました。前は、たまに切れてバーンっなんてやって発散させていたけど感情の起伏が出てくると、やっぱり集中力が続かなくなる。だから気持ちを抑えるように戦ってきたんです。それに、怒ったりするのがテレビに映ったりすると、みっともないな、と感じたものですから…。
　明日は、自分が精一杯やるしかないと思っています。その結果どうなるかわからないけど、ベストを尽くして、それで勝てればいいなと思っています」