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アジアンツアーの雄といえば、この人

『ABCチャンピオンシップ』で優勝したフランキー・ミノザと、かつてはミノザのキャディーを務めたアルテミオ 村上
先週の日本ツアー「ABCチャンピオンシップ」で、6年ぶりの優勝を果たしたフランキー・ミノザは、アジアンツアーで過去2度の総合優勝を果たすなど、長年アジアと日本を股にかけ、両ツアーで足跡を残してきた実力者だ。

 今年は両ツアーで現在賞金ランク14位につけて、47歳を迎えたいまもその存在感は際立っている。
ドライビングレンジで練習をしていると、アジアンツアーの選手やスタッフが次々と握手を求めにやってくる。このツアーを引っ張ってきた第一人者として、一目置かれているのだ。注がれる尊敬のまなざしは、アーニー・エルスや他のインターナショナルプレーヤーにも負けないほどだ。

しかし本人はといえば、どんなに栄光を重ねても以前と変わらず淡々としたものだ。今週は弟のポールさんがバッグを担ぐ。アジアンツアーで今季最大のこのビッグイベントでもやはり普段と変わらず、兄弟二人三脚で淡々とコースと向き合っていくのだろう。

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