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ABCチャンピオンシップが「マイナビABCチャンピオンシップ」に名称変更

今年連覇をねらう、ディフェンディングチャンピオンのフランキー・ミノザ
47歳のベテランが弱冠20歳の若者をねじ伏せたのは昨年大会だった。フィリピンのフランキー・ミノザが韓国のドンファンを相手にプレーオフを制し、6年ぶりの復活優勝をあげた。
2006年大会は、賞金王が劇的連覇を飾った。新・ABC男の片山晋呉はその勢いのままシーズンを走り抜け、3年連続の王座についた。
マンデートーナメントから、本戦切符を手にした井上信(まこと)がツアー初優勝をあげたのは2004年。
1998年にはジャンボ尾崎が最終18番でイーグルを決めて、8打差の大逆転優勝。
田中秀道が、涙・涙の初優勝をあげたのは1995年・・・。

兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部を舞台に、毎年数々のドラマを生んできたABCチャンピオンシップゴルフトーナメント。
大会主催の朝日放送株式会社(本社:大阪)は今年、株式会社 毎日コミュニケーションズ(本社:東京)を特別協賛に迎え、大会名称を「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」に変更して開催すると発表した。

魅力あふれるトーナメント作りのほかに、全国高等学校ゴルフ選手権男子個人の部の優勝者に本戦の出場権を与えるなど、ジュニアゴルファーの育成と底辺の拡大にも力を入れてきた今大会。
若い世代を中心に、就職、転職、進学、留学など幅広い人材情報を提供するポータルサービス「マイナビ」を運営する㈱毎日コミュニケーションズのサポートが加わって、ますますパワーアップした今年は、10月30日(木)に開幕だ。

このたびの大会名称の変更に際し、特別協賛社・主催者よりコメントが届いておりますので、ここに紹介させていただきます。

株式会社 毎日コミュニケーションズ 中川信行・代表取締役社長のコメント
「この度、歴史ある本大会を『マイナビABCチャンピオンシップ』として特別協賛させて頂く運びとなり、大変光栄に思います。本大会がゴルフファンの皆様をはじめ、参加選手、関係者の皆様にとって素晴らしい思い出の大会となることを期待しております。本大会を通じて、毎日コミュニケーションズとして、ゴルフの普及と発展に貢献できれば幸いです」

朝日放送株式会社 西村嘉郎・代表取締役社長のコメント
「男子プロゴルフは低迷が続いていましたが、昨年はジュニア選手の活躍もあり、久しぶりに明るい兆しが見えてきました。そんな男子プロゴルフ界でツアー終盤に開催される当社の大会に、『毎日コミュニケーションズ』さんのご協賛をいただくことになりました。感謝しております。今年の秋にはより緊迫感のある大会が開催できるだろうと、今から期待が高まります。ぜひテレビを通じてたくさんの皆さんに今年の『マイナビABCチャンピオンシップ』をご覧いただきたいと思います」
  • 片山は2006年に連覇を達成し、3年連続賞金王にのし上がった
  • 史上3人目、マンデーから勝ち上がった井上がツアー初優勝を飾ったのは2004年…今年はどんなドラマが?!

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