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ファンケル沖縄オープン 1999

尾崎直道VS細川和彦

 長引いている風邪の回復が思わしくなく、『欠場』の声もささやかれた尾崎直道だが「(賞金王を争っている)カズ(細川)とボクが揃わなくちゃ失礼でしょう」と、大会初日に執念の会場入り。
 だが、ときおり咳きこむ体調不良と、目の読みづらいコーライグリーンに苦しみ、 10番、11番で短いパットをはずして連続ボギー。

 8番ではダブルボギーとするなど、思うようにスコアが伸ばせず、1オーバー、60位タイと出遅れた。

 「パットが悪いのは予測していたとおり。ここのグリーンはパットの苦手なボクとしては、本当に手に負えないよ」とがっくりと肩を落した。

 賞金王を争う細川和彦がこの大会で勝つか、尾崎が40位以下のとき2位に入れば、キングの称号は愛弟子の手に渡ることになる。

 「ともかく明日は、せめて予選落ちしないようにがんばりますよ」と気を取りなおしていた。

 一方、師匠越えを狙う細川も、「パットが思うように入らない」と、グリーンには手こずった様子。

 「ここのグリーンは短い距離の方が神経を使う。カップインするまで気が抜けない、というコーライグリーンの怖さがあるね」とうんざりした表情だった。

 それでも最終9番パー4(この日インスタート)では、左のバンカーからの第2打をピン2メートルにつけてバーディで初日を締めくくり、5バーディ3ボギーの2アンダー 11位タイと、まずまずのスタートを切った。

 「首位と3つ差か…今年はだんだん追い上げていくパターンが多いからね。今週も毎日、自分のゴルフをすることを心がけ、自然と上位にあがって行って、最終日は何も考えずに優勝争いして、いい雰囲気で今年1年を締めくくれたらそれで満足かな」と、マイペースと無欲を強調していた。

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