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ゴルフ日本シリーズJTカップ 1999

シーズン終盤、連戦による疲れで右あばらに痛みをかかえながら細川和彦が首位奪取

午前中は冷たい雨も降りしきり、平均気温は9度。自称・夏男の細川は寒さが大の苦手でこの日は長袖のタートルの上からポロシャツを着込み、さらにその上からカシミアセーターという完全武装で「逆に汗かいちゃって暑いくらい。服の中はまるで夏だよ」と、笑った。ショットが好調で、2メートルのワンピン距離にビタビタつけて7 バーディノーボギーの単独トップと、好スタートを切った。
 しかしその好発進とは対照的に、シーズン終盤。体の疲れはピークにきている。 しかも、右あばら周辺には、ダンロップフェニックスから鈍い痛みを感じている。 「ヒビが入ってるかもしれない。でも医者には行ってない。行ったら絶対、休めって言われるから」

 細川は、現在賞金ランク4位で首位の尾崎直道との差額は3238万3513円。この大会(優勝賞金3000万円)と次週の沖縄オープンで勝たなければ、賞金王への道は厳しい。

「賞金王を意識しつつ、あと3日間、自分なりのゴルフができるように頑張りたい。あばらの痛みがあるから、『大きなクラブで軽めに振って』と心がけてやると、それでかえって力が抜けていい感じみたいだし」

 痛みを味方につけ、細川が逆転賞金王へと突き進む。

  • セレモニーの最後は選手全員で記念撮影。細川も写真に収まった(後列)

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