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久光製薬KBCオーガスタ 1999

通算7アンダー、3位タイの尾崎健夫

 腰痛とヒザ痛、それに右肘の故障でクラブは今大会開幕3日前に握ったばかりの尾崎健夫は、前半のアウト3つのバーディを奪うも(ノーボギー)、後半は一進一退。2 バーディ2ボギーの通算7アンダー、3位タイで最終日を迎える。
 「11番あたりからティショットのリズムがすごく悪くなってしまった。付け焼き刃だから、1回ミスすると不安になっちゃうんだね。
 痛みとかは大丈夫だよ。イギア(ツアーに帯同しているフィットネスカーのこと)の人に、プレー後2時間半以上も全身、電気治療やマッサージをしてもらってるからね。体の中まで入っていく超音波なんかもやってもらってるから。奥のほうを痛めてる俺としては、すごくいいかなあなんてね。
 痛いなんていったらバチがあたるくらいだよ。ほんとに彼らには感謝している。もし勝てたら、彼らのおかげだね。
 上(首位)と2打差にジャンボか(通算5アンダー、6位タイ)…。でもまだ上にもいるから、追いかける立場としては同じだよ。明日もきょうと同じペースでいかなきゃね。
 明日18ホールなんだって? もし1日2ラウンドだったら、ケガ人のオレとしては無理かなと思っていたから、よかったかなというのが正直な気持ちだよ。 オレが勝つためには、36ホールでは体力的にチャンスがないと思っていたからね。オレとしては、助かった」

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