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ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント 2025

大岩龍一「平常心ではあったが…」また初V逸

今季テーマにする平常心は貫けた。
それでも、プロ6季目の初優勝は逃した。



大岩龍一(おおいわ・りゅういち)は、1打差の首位から出て、先に上がった小平智(こだいら・さとし)と1打差の通算23アンダーで、チャンスホールの17番パー5に入った。

奥のバンカーからバーディチャンスは作れたが、獲り損ねた。
「平常心ではあったが、闘争心はあり、そのおかげで(前ホール)の16番ではバーディを取れましたが、17番は若干空回りした感じです」。
小平と、並び損ねて向かった最後18番は今度1、2打目ともラフにつかまり、万事休す。

きわどいパーセーブが精いっぱいとなり、V逸した。
6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」に続いて、また1差で2位敗退した。
「最後の1打というふうにとらえると無茶苦茶悔しいですが、仕方ない。獲らなきゃいけないところで獲るのが難しいのがゴルフ。最後の刺し合いで負けたということです」と、総括し、「これをずっと続けている人が優勝できると思います」。
悔しがるより前を向き続ける。

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