ツアー初優勝を狙う金子駆大（かねこ・こうた）が7バーディボギーなしの「63」で回り、小平と共に首位発進を決めた。

1番のOKバーディを手始めに、3番では10メートルも沈めた。
後半の10番から立て続けに3メートルのチャンスを入れると、12番ではエッジから10ヤードをチップイン。
3連続に続いて17番では連続バーディを記録するなど、勢いに乗っている。

2週前に、出身の名古屋で行われている伝統の一戦「中日クラウンズ」で予選を終えた時は2位に。
地元ファンの期待を集めて奮戦したが、結果は12位に終わった。

「まずはツアー初優勝」と定めるシード3季目の今季、早々に思いは高まる。
「賞金3位なら、DP（ワールドツアー＝欧州ツアー）に出られるし、賞金王なら（米二部）コーンフェリーツアーのQTも受けられる」と、将来の世界進出も見据えて戦っている。

今週、明けて19日の月曜日は、同県のタラオカントリークラブ（滋賀県甲賀市）で、全米オープンの最終予選も控えている。
「今日とかわらず。1打1打丁寧にやっていければ。まずしっかり明日も頑張って、週末はいい位置でやれるように」。
日課のサウナも22歳の源のひとつだ。

• 金子 駆大