Tournament article

BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2025

小西たかのり•レジェンド中嶋常幸がエキジビションで競演(6月7日)

BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ3日目に同時開催した、スナッグゴルフ対抗戦第21回茨城県予選会森ビルカップ


表彰集計を待つ間に行われたエキジビションでは、今年4月の前澤杯 MAEZAWA CUPでツアー初優勝の小西たかのりが、隣接のドライビングレンジから登場。



120人の小学生選手を含めた応援約350名からの歓迎の拍手を受けやってくると、ぐるっと囲んだ半円の観客席の中心にレジェンド中嶋常幸の姿が。


司会者から「みんな小西プロのどんなショットを見たいかな」の問いかけに対し、小学生よりもいち早く発言したのが中嶋常幸。


「あの奥のフラッグを狙ってよ」と中嶋。


フラッグまで約145ヤード、左足下りでつま先上がりの難しいライで、小西がキャディバッグから抜いたのは9番アイアン。

そして素振りを始めると中嶋が「いいスイングしているな」とポツリ。



やや、やりにくいそうな小西が早速、9番アイアンを振り抜くと、フラッグのたなびきとは反対の風に押されて右に7ヤード外れたが、続く二振り目は風を読み切りフラッグ左奥にポトンと落とすと、中嶋も子どもたちと一緒に拍手をおくった。


続くターゲットは74ヤード。

これまた中嶋からのリクエストで、二球連続でベタピンにつけて更に大きな拍手を受けた。


続くロブショットのリクエストも中嶋から。
「打ったボールを自分で掴めるかな」と無茶振り。
しかしtake2で見事にキャッチすると、この日一番の拍手喝采を浴びた。
更にドライバーショットに水切りショットと、ビッグドライブとナイスなトリックショットで、小西は子どもたちのハートを鷲掴みにした。



表彰式までの僅か15分ほどの時間ではあったが、小西たかのりのパワフルで正確なショットと、レジェンド中嶋のトークで、これからゴルフにステップしようというゴルファーの卵たちは、目に耳に、その凄さを焼き付けた。