Round48:00 霜の為、スタート時刻を20分遅延(8:30→8:50)
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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2025
1日2イーグルのち、1.1メートルのニアピンも披露。石川遼のジェットコースターな1日
石川遼(いしかわ・りょう)が今週も好発進した。芥屋の夏フェスと銘打ち、イベント目白押しの大会初日を、ドラマチックなプレーで盛り上げた。
大勢のギャラリーを集めた早朝のティオフから見せ場を作った。

10番で、15メートルを沈めて拍手喝さいを浴びると、次の11番も2メートルのチャンスを逃さず連続バーディ。
3アンダーで折り返した後半アウトは、得意の劇場さながらだった。
6番のパー5(543ヤード)で184ヤードの2打目を7アイアンで、奥のカラーに置き、3メートルの“イーグルパット”を沈めた。
大歓声もつかの間、次の7番で今度は右の林に入れるダブルボギーを喫してため息をつかせたが、最後9番では自身22年の「ANAオープン」3日目以来となる“1日2イーグル”締め。
歓喜⇒落胆から、また歓喜の上り5ホール。
「ミスもたくさんしましたけど、ラッキーが上回ってくれた」と、6アンダー「66」の好発進を成功さすと、冷めやらぬまま即、今年の大会初イベント「ホールインワンチャレンジ」に挑戦。
2.5メートルにつけた“試し打ち”に続いて、一発勝負の本番では1.1メートルにくっつく快打で、コース外でも沸かせまくった。
先週の「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」も初日8アンダーで、首位発進しながら、最後は通算13アンダーで、37位タイに沈んだが、今週は2015年に完全優勝を飾った得意の舞台だ。
「今週もよいスタートができましたけど、全然芯に当たってないな、というようなショットがたくさんある。これから大急ぎで準備して、明日いい状態で迎えられるように頑張ります」。
ホールインワンチャレンジの会場から足早に移動した練習場でもファンの熱視線を浴びていた。















