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日本プロゴルフ選手権大会 2025

杉浦悠太は3位敗退でも見せた昨年覇者の背中

杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)は3差の3位で連覇は逃したが、今年もしっかりV争いし、最終日の大会恒例「キッズエスコート」の対象3組でスタート。



主催の公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)が2019年から推し進める育成プログラム「PGAジュニアリーグ」の“アンバサダー”として、務めを果たした。

今年、杉浦と一緒に歩いたのはくしくも昨年行われた全国大会で、リーグ優勝を果たした杉浦の地元、中部地区の子たち。

杉浦の名前と、「目指せ! 賞金王」のメッセージが表裏に描かれた応援団のオリジナルうちわを片手に、杉浦と手と手をつないでスタートティに入場した早川凜さん(小6)は、杉浦が今も練習拠点にしている愛知大府市の「大府グリーンゴルフ」で研鑽中だ。




ときどき、杉浦と一緒に練習する機会もあるそうで、「悠太くんはいつも私たちにも頑張って、と応援してくれる」と、大変励みになっている。

めいめい名前入りのユニフォームを着用し、チームメイトと一緒に特等席で杉浦のティショットを見守ると、練習仲間の石黒華妃さん(中1)と仲良く杉浦の組についてコースへ。



大会史上9人目の連覇とはいかなかったが、一時は首位に1差と迫り、14番では右斜面のラフから打った第3打がカップイン。
イーグルで魅せるなど、杉浦の好プレーに幾度も歓声があがった。




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