Round48:00 霜の為、スタート時刻を20分遅延(8:30→8:50)
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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2025
逆転初シードを狙う砂川公佑が首位発進「ちっさいゴルフはするな」恩人の言葉でイーグル締め「64」
逆転の初シード入りを狙う砂川公佑(すながわ・こうすけ)が、自己ベストタイの8アンダー「64」を記録し、自身2度目の首位発進に成功した。

先週木曜から高知に来て、昨年大会のピン位置を参考に、本戦までに5ラウンドを重ねた。
練習場では足にボールを挟んで打つドリルで、パット時に下半身が微動する癖を修正。
「違和感があるときは、解決するまでやる。モヤモヤしたままでは嫌。自分の中で納得するまで帰らない」。
重ねた予習と復習を初日から生かした。
5メートルを沈めた1番を皮切りに、13番では7メートルのロングパットも決めた。唯一ピンチの9番では、4メートルのパーセーブも成功して、きょう1日ボギーなし。
「パットが思い通りに決まってくれたのが、スコアを伸ばせた要因」と、6バーディを重ねて入った最後18番パー5は、255ヤードの2打目を、3Wで下り4メートルに2オン成功。
イーグルで締めくくり、今年11月の「フォーティネット プレーヤーズ カップ」に次ぐ、自身2度目の首位発進した。
「あのときは、2日目に変に守ってしまって、かえってボギーを叩いてしまった」と、結局21位に終わった前回の反省が生きた。
現在の賞金ランキングは、賞金シードのボーダーラインに2ランク足りない68位と、しびれる位置でのプレー。
前夜、指導を受ける寺西明プロから「シードを気にしてちっさいゴルフをするな」と言われた。
初日の大量アンダーで、恩人の思いに応えて、改めて胸に誓った。
「シードのことは考えず、とにかく上位を目指して、優勝できるように頑張りたい」。
大阪学院大学の出身で、3年時には「日本学生」と「朝日杯」で2冠を達成するなど、実力は十二分にある。
来季PGAツアーの昇格を決めた平田憲聖(ひらた・けんせい)や10月の「バンテリン東海クラシック」で初優勝を飾った下家秀琉(しもけ・すぐる)ら、大学後輩の活躍も励みに、プロ4季目の初シードを目指して、突き進む。















