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フォーティネット プレーヤーズ カップ 2025

ダボ→イーグルで起死回生。砂川公佑が切実な首位発進

プロ5季目の初シードを狙う砂川公佑(すながわ・こうすけ)が、5アンダーの「66」で、混戦の首位グループに紛れた。




前半の15番で、1打目と3打目のミスが響いてダブルボギーを打ち、「何をやってるんだ」と、思わず自分を責めたが、「起きたことは仕方ない。パットの調子が良いので気持ちをフラットに戻せた」と、最後9番のパー5は、奥のカラーから3メートルのチャンスをパターでねじ込む起死回生のイーグル締め。

初日の好発進に、「今週は賞金も高額なので、今の自分のポジションからしたら、いいスタートが切れて良かった。この試合でしっかり稼ぎたい」と、切実な思いが溢れた。

上位65人の初シード入りを狙う砂川の賞金ランキングは、現在67位と瀬戸際だが、今季出られるのは本大会を含めて残り3試合となる見込み。
「プレッシャーはあります。でも、いま上で戦う選手も、これを乗り越えてきた。僕もしっかり乗り越えたい」と、正念場を見据える。

今季米二部ツアーからPGAツアーへの昇格を果たした平田憲聖(ひらた・けんせい)や、今年10月のバンテリン東海クラシックでツアー初優勝を飾った下家秀琉(しもけ・すぐる)は大学後輩。
「下の子たちがみんな頑張っていますので、自分も、といい刺激になっています」と、先輩も懸命だ。

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