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U.S.Open 2023

日本勢が揃って決勝へ(全米オープン2日目)

カリフォルニア州のロサンゼルスCCで行われている「全米オープン」の予選2ラウンドが16日、終了し日本勢が揃って決勝ラウンドに進出した。

5月22日に茨城県の茨城ゴルフ倶楽部で行われた日本予選を2位通過して、初出場を果たした永野竜太郎が、通算2アンダーの12位タイで日本勢トップで決勝へ。


国内予選突破の永野(左)と石川(右)が決勝へ。ガンちゃん(中)は残念でした・・・(提供:日本ゴルフ協会)


2日目は6バーディ3ボギーの「67」で3アンダーを記録し、「あと2日も今日みたいなプレーができれば最高ですが、週末はもっと難しくなると思うので。できる限り自分のベストを尽くしたい」と抱負を述べた。


イーブンパーの30位タイにつけた桂川有人は、今月5日に行われた米国予選をトップタイで突破し、大会初切符を獲得していた。

昨年の「全英オープン」でも予選通過をしている。
今季は、米二部コーンフェリーツアーを転戦中で、地道な努力の成果が確実に出ている。


また、松山英樹は通算1オーバーの39位タイ。


永野と共に、日本予選を突破して、自身2年ぶり7度目の大会に挑む石川遼は通算2オーバーの49位タイ。


終盤のピンチをことごとくしのいで、2020年大会以来4度目の決勝進出を果たした石川は、「58度のウェッジで、取り返しのつかない技術的なミスがあった。それが凄く痛かったが、ショットとパットでなんとかカバーすることができた」などと語り、「明日できるだけ頑張って、日曜日に遅いスタートができるようにしたい」と、話した。


なお、日本予選を1位通過したタイのガン・チャルングンは通算7オーバー、119位で予選落ちが決まった。

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