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ダンロップフェニックストーナメント 2023

合計150歳が無邪気にじゃんけん。青木功と中嶋常幸による50回記念スタートを実施

第50回大会が明けた。
伝説の男たちが、最初の1打を放った。


国内ツアー51勝ほかPGAソニーオープンなど通算85勝の青木功と、85年大会ほか国内48勝、通算55勝の中嶋常幸がフェニックスカントリークラブの1番で、開幕合図のメモリアルショットを放ち、記念大会に大輪の華を添えた。



2人合わせて合わせて140勝。賞金王は9回。
81歳と69歳を足して御年150歳のレジェンドが、無邪気に勝負。

「最初はグー」とじゃんけんで、打撃順を決め、先攻を獲った中嶋は、「フェアウェイに行ったほうが勝ち!」と、言い出したことはある。

みごと、フェアウェイド真ん中を捉えてガッツポーズ。
実は本番前に、練習場で別に必要ないアイアンショットまで試して、腕ならしも済ませていた。

「僕は下手でしたね・・・」と、左のラフに外した青木はしょぼん。


でも「この1番ホールは曲がってもパーで行けるホールだし」と強がり「ゴルフはやれるっていう体を作るのが一番。今のそれを追い求める。私の人生ですよ」と、胸を張る。


「いやほんと、このまま行きたいくらい」と、次のセカンドショットを打ちに行く勢いの中嶋。
1985年に日本勢として最初の勝利を刻んだ。

大会創生から日本勢は勝てない、と言われて続けて、やっと12年目に掴んだ快挙。

第1回大会から来日していたニクラウスや、フェニックスリゾート創設者の佐藤棟良氏(2015年逝去、96歳)氏にも励まされて「勝ちたい、勝つなら自分だ」と、言い聞かせて掴んだ栄光でもあった。

「思い出すね。今でも。あれがあったから、こんなに長くやってこられた」(中嶋)。


「中嶋くんは勝てたけど、僕はこの大会で勝てなかったのが心残り」という青木が、もっとも大会優勝に近づいたのが1991年。
優勝したラリー・ネルソンやセベ・バレステロスらと4人のプレーオフに臨んだが敗退。

「のぼりのパットだったんだけど、打てなかった」と今も悔いが残るが「でもそれが私のゴルフを長くした」。

フェニックスでの敗戦を励みに歩んできたゴルフ人生だ。
「81歳ですよ。ずーっと携わってきて、今もこういう場所に立てることが幸せ」。
早朝から大勢の地元ファンに見守られ、JGTO会長としても、感慨を噛みしめるメモリアルショットになった。


主催者に記念の楯を贈呈しました

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