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関西オープンゴルフ選手権競技 2023

石川遼が記録に挑む(LIVE配信中)

石川遼が、2007年に史上最年少の15歳で3人目のアマVを達成したあと、翌年の転向後に“プロ初優勝”を飾ったのが、「関西オープン」だ。

本大会は、それまで数年間をツアー外競技として開催していたが、それを契機に翌年からツアー競技に復帰。日本最古のオープン競技が新たな歴史をつむぎ始めた。 スコア速報



ツアーに数々の伝説をもたらしてきた石川が、思い出の試合でまた新しい記録を作ろうとしている。

始まりは昨年11月に、「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3年ぶりの復活優勝を飾った翌週。

「ダンロップフェニックス」最終日の「67」から、「カシオワールドオープン」と「ゴルフ日本シリーズJTカップ」と、年をまたいで先週の今季開幕戦「東建ホームメイトカップ」まで、13ラウンド連続の60台を継続中で、今週3日目まで続ければ、スペインのセルジオ・ガルシアが1999年から、2003年をかけて来日のたびに重ねた「15ラウンド」を抜く。 ※参考:出場大会連続60台記録


「記録は知らなくて、興味もなかったですし、途切れるときは途切れるし・・・」と、無関心を装いつつ、何が起きてもコツコツと、スイング構築に取り組み続ける男は、途切れ方にもこだわる。


「途切れるなら『70』で途切らせたい。『77』で途切らせたら印象、変わりますから」と、笑う。


次のツアー通算19勝は、勝ち方にもこだわる。

2週前の開幕戦「東建ホームメイトカップ」は、最終日をトップで出て、1番2番で連続バーディを獲ったが3番で3パットのボギーで躓き、3位敗退。

「ある程度、自分がいいプレーできれば、あとの人が追いついてこれないというのはできたのに・・・」と、反省する。

昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は、逆転だった。


「勝ったとはいえ、凄く強いという理想的な勝ち方ではなかった」と、述懐する。

「トップで出て、みんなが追いつこうとしているのに追いつけないという、めちゃくちゃ強い勝ち方。いいゴルフの先に、そういう展開があると刺激になる。勝負を楽しみたいと思いますし、その段階に行きたいな」と、理想を思い描いて、開幕前日にも雨中の練習場で、コツコツと調整を重ねていた。


石川遼の記録がかかる。
第1ラウンドの模様は、ALBA TVとYouTubeで6:45からLIVE配信中です。

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