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ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 2022

星野陸也はまた2位「悔しいけどおめでとう」大学後輩を祝福

星野陸也はもみくちゃの勝者を呼んだ。

「ゆうと! ゆうと、ナイス!!」。

右手を引き寄せ握手。日大後輩の肩を何度も叩いて「おめでとう。いいプレーだった」。

笑顔で称えた。



「明日、追い詰めるよ」と、桂川に伝えたのは2打差の6位につけた前日3日目。

 

終盤3ホールで有限実行はできた。

17番で連続バーディを奪って一度は桂川を捉えた。

逆転勝利を狙って入った18番は、手前からのバーディチャンス。「決めたかった」。とどめのパットを逃した。

通算23アンダーで上がると同時にリーダーボードが変わった。

17番でバーディを奪い返した桂川をまた1差がついていた。

 

これで国内初戦の3位に続いて今度は2週連続で2位。通算6勝目を逃して「悔しい気持ちはあるけど、勝つのは簡単じゃない」と言い聞かす。

「優勝することはすごく大事ですけど、その中でも常に上位にいる、上位で戦う確率を上げていくことも大事」。

 

改造中のスイングについても「この位置にいられるというのは良い方向に向けていること」と、手応えのある2位に前を向く。

自宅からもすぐの地元茨城県の開催で、「声援もたくさんもらって、本当に力になりました」と、大ギャラリーに感謝し、「今週はホストプロなので。勝てて本当に良かった。先輩としておめでとうと言いたいです」。

幾度となく、桂川への祝辞を繰り返していた。

 

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