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TIチャレンジ in 東条の森 2021

単独首位にカルバリョ!前日首位タイの鍋谷は2位タイに後退

兵庫県加東市にある東条の森カントリークラブ・東条コースを舞台に行われた『TIチャレンジ in 東条の森』の大会2日目。アルゼンチン出身のミゲル・カルバリョが6アンダー65でラウンドし、2日間通算8アンダーで単独首位に立った。
「今日は全体的にショットが安定していました。特にティショットとパッティングがよかったことがこのスコアにつながったんだと思います」。
2019年の『パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ』で来日し12位タイに入っており、2018年にはアジアンツアーの下部ツアーにあたるADTで賞金王になるなどの実績を持つ実力者。明日の最終日は台風から風の影響が考えられるが、その中でベテランらしい粘り強いゴルフを展開しそうだ。
そんなカルバリョを1打差で追いかけるのが鍋谷太一だ。この日は首位タイでスタートし、順調にスコアを伸ばすかと思われたが14番、15番で連続ボギーを叩くなど思うようなゴルフはできなかった。
「今日は風の向きがすぐに逆になったり、読みにくい風でしたね。残り距離もコントロールするショットが多くて、それでなかなかチャンスにつけることができませんでした。そんな中では最低限のゴルフはできたのかなと思います」。
鍋谷が望んでいた最終日最終組は叶わなかったが、それでも優勝争いの中でのプレーであることには違いない。初優勝に向けて明日が正念場になる。

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