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ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2021

最大瞬間17メートルでもレッスン→V争い。石川遼が5差3位

ん〜〜〜ちょいフック??©JGTOimages
史上初のプロアマ形式戦の開催は石川遼が、2期目の選手会長をつとめた2019年に決定された。
当時、開催発表の記者会見にも出席した。
思い入れの強い試合で、2日目に「63」を出した。
この日は、午前中に最大瞬間風速17.6メートルを記録。
強風下のゴルフは、考えることも増えるはずだが、この日も「深く集中するのは打つ前の1分、2分で十分」と、それ以外の時間をたっぷり使ってアマを指導。

「つきっきりで教えていただいて、ラインも読んでもらったり、楽しく回れた」と喜ぶ同組の宇田川雅海さんと石川誠さん。
「優しくしてもらって、プロゴルファーへの印象が変わった」と、イメージアップも成功させた。

順位も初日の25位タイから3位に上昇した。
強風下で日ごろの成果を示した。

「今日ドライバーは、ノーマルの打ち方をしていましたけど、今日はほぼ低めのドローで狙っていった。オフに練習してきたショット。風の中でやってみたいというのがあった」。

5番で、140ヤードの2打目は、8番アイアンのフルショットで届くところを「7番アイアンで、軽く打って風の影響を受けないように。日頃からアイアンの距離感を練習して、今日は風の中で楽しみにしていた」。ピンそばのバーディを奪ってみせた。

コウライグリーンの西コースから、この日はベントの東に移ってきても、パットのタッチも相違はない。

首位の大槻と5打差はあるが、「まだ半分。これから上位も入れ替わってくると思うし、残り27ホールをやってみないと揃わない。そこに入れるように頑張りたい」。
開催発表時と立場は変わった。それでも、現在のファンプロジェクト担当リーダーは、レッスンにV争いにと週末も忙しい。

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