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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2021

堀川未来夢が2差で逃げ切り自身2度目の完全V / 賞金シード争いが決着

気持ちいです

 


2年ぶりのツアー通算2勝目も完全優勝だった。

プロ8年目の堀川未来夢が、初日から一度も首位を譲らず勝ち切った。

 

17番で2メートル半を外すボギーで2位と1差に縮まったが「リーダーボードを見ても仕方ない」。

最後の18番パー5は「バーディ、イーグルを狙ってプレーした」と、第1打をフェアウェイの真ん中に置いて、ピン右8メートルに2オンに成功。

 

「初優勝から2年半たちましたけど、右手のイップスにかかって2年半が10年くらいに感じるくらいにつらいこともあった」と、打ち明けたが、最後のイーグルトライはパットの病気がウソみたいにタッチも完璧。

 

2パットのバーディで逃げ切り、ツアー初優勝を5年シードで飾った19年の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」に続く完全Vを達成。

「高知黒潮のグリーンが素晴らしくて、すごくよく入ってくれました」と、コースに感謝した。

 

「今日は3打差で出たんですけど、後ろにすごく強い選手がたくさん構えていた。心が折れそうになった瞬間もありましたが、ギャラリーのみなさんの声援を力に変えることができました」と、2年ぶりに復活した有観客試合で、最後に喝さいを独り占めした。

 

なお、賞金レースで逆転の1位返り咲きを狙った金谷拓実は、3打差の4位タイに終わり、前週の賞金3位から順位を上げられなかった。

予選落ちの木下稜介も、賞金2位で変わらず。

チャン・キムは、大会を通算5アンダーの45位タイで終えたがこちらも賞金1位のまま、次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に入る。

 

また、シード権争いは今大会をもって決着。賞金ランキング65位(小鯛達也)までの選手が来季シーズンの出場権を獲得した。

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