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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2021

18番でアルバトロス寸前。ジンバブエ代表のビンセントが求めているもの♪

サングラスを外すとつぶらな瞳©JGTOimages
日本に来て2シーズン目のスコット・ビンセントが、初優勝をかけて、好位置につけた。

6アンダーで来た最後の18番で「今日一番のショット」が出た。
フェアウェイの真ん中から4アイアンを握った231ヤードの2打目がピンそばにくっついて「アルバトロスまであと一歩」。

劇的イーグル締めで「64」。8アンダーで、暫定首位に並んでキャディの妻ケルシーさんと大喜びした。

2人のタッグで、ジンバブエ代表をつとめた先月の東京五輪も楽しかったという。
「これまでの人生で一番良い経験。国を背負うことも、PGA の選手と一緒にプレーができたことも、しかもそれが日本 だったことも、素晴らしかった」。

コロナの渡航制限で、2020年は棒に振ったが日本で過ごして2年弱。この日の取材も「ニホンゴデヤル?」と、冗談も。

カタコトだが、日常会話も格段に上手くなったと評判だ。
自分で言っといて「ムリムリムリ…」と、結局、通訳さんを介して「しっかり練習して、休養をとって、明日に備える」と、抱負を述べた。

「お気に入りの曲で、会場の雰囲気に合うと思ったから」と、本大会のスタートで流してもらえる「勝ちウタ」に選んだのは、マシューパーカーの「All I’m after 」。
タイトルの意味は「私が求めているもの」だそうだ。
意味深…。

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