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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2021

ヒゲは妻の我慢が続くまで? ビンセントのゲン担ぎ

©JGTOimages
午後から風が吹いた。「今日はプランに沿ってプレーができなかった」と、ジンバブエのスコット・ビンセントも前半は苦しんだ。

「フェアウェイがキープできなくて、そこから崩れたり、パターが決まらなかったり」と、10番のスタートでボギーが先行。

「でも、最後は気持ちよく上がれたので、また明日も頑張れる」。

後半6番で、200ydの2打目を7アイアンで3メートルに乗っけてイーグルを奪うと尻上がりの流れに乗った。
7番と、9番のバーディ締めで首位タイに躍り出た。

大会の出場はまだ2度目だが、芥屋ではすでに優勝経験がある。ここで行われているAbemeTVツアーの「LANDIC CHALLENGE(ランディック チャレンジ)7」で、2019年に優勝。

その後、コースは大きく改造されたが「相性の良さは残っていると思います。攻め方も分かっていますし、いい思い出もあります」と、利点を挙げる。

19年に日本ツアーに来るまではアフリカやカナダ、アジアのツアーで戦った。
各国のトーナメントを経験してきたが、スタートの選手紹介時に自分の好きな曲を流してもらえたり、プレー中にも音楽が流れている大会は初めて。
「こういう雰囲気は大好き。今週はお客さんも入ってくださるのも嬉しいし、週末もできるだけたくさん来ていただければ」と、集客を呼びかけた。

サングラスの中身は灰色のキレイな瞳と、もじゃもじゃヒゲがトレードマークの28歳。
「ヒゲは毎週月曜日に整えるんだけど、妻の我慢が出来なくなったら剃りどきです。まだ限界は来てないようだから(笑)もう少し伸ばすかな?」と、バッグを運んでくれる隣のケルシー夫人とニッコリ。

レギュラーツアーの初Vまでゲンを担ぐのも悪くない。

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