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東建ホームメイトカップ 2021

初出場の大岩龍一「必死のプレー」で自己最高4位

©JGTOimages
23歳の大岩龍一がプロ5戦目で、自己ベストの4位につけた。
「今日は朝からあまりの風で、ボギーが先行しました」と、2番から連続ボギーの苦しい立ち上がり。

「このコンディションで、自分の技術ではバーディ来ない」と、くじけそうでも「耐えていれば、落とさずにいられるかな、と必死でプレー」。
イーブンパーで堪えて居残った。
「優勝争いの中で、後半に粘れたのは今後につながる」と、頷いた。

大会は、ジュニア期から知る1歳下の金谷拓実が逃げ切った。
昨年11月のダンロップフェニックスに続いて、早くも通算3勝目を飾った。
「この風の中でも耐えて本当にすごい。さすがです」と、ただただ嘆息。
「全試合、ほぼ初出場の僕が、彼に追いつこう…なんていうのも申し訳ない」。
今はまだ、背伸びをする心境にもなれない。
「まだ、周りは気にせず1試合1試合、1打1打ていねいに回って、少しでも少なく上がれるように頑張っていきます」。
身長182センチの大器が、開幕初戦で大いなる伸びしろを示した。

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