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SMBCシンガポールオープン 2020

石川遼は4日間ベストの「67」も「苦しかった」

(©JGTOimages)
石川遼は五輪イヤー初戦を通算3アンダーで終えた。最終ラウンドは「67」。後半4番で今季初イーグルなど、初日以来のアンダーパーで、4日間の自己ベストは記録したが「今日も苦しかったなという感じはする」。
優勝争いにはほど遠い順位に、表情は堅かった。

昨年大会は、まだ米ツアーからの立て直しに懸命だったころ。
「1年前と比べてティショットがかなり打てるようになっているのがひとつ収穫。少しずつよくなっている実感はもらえた」。

昨季のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で最多の3勝を挙げて戻ったシンガポールで、完全復活の感触は改めて実感できたが7月に東京を控える今、ゆっくりとしていられない。

世界ランクは21位の松山、33位の今平に次ぐ3番手の83位。厳しい道は承知の上で、代表権のある上2枠をがむしゃらに求めて歩くつもりだ。

次に控える日本ツアーの国内開幕戦は4月の「東建ホームメイトカップ(三重県・東建多度カントリークラブ・名古屋)」だが、「それまでに出れる試合を探して頑張っていきたいです」。
例年以上に気ぜわなオフになる。

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