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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2019

若い力が躍動した最終日!大岩&竹内の今後の活躍に期待!

惜しくもプレーオフで敗れ、プロ初戦初優勝の偉業を達成できなかった大岩龍一。初めての最終日最終組にも臆することなく堂々とプレー。負けはしたものの、スケールの大きさを感じる内容のゴルフは大物の予感さえする。
「1番のイーグルで完全に今日は自分の日だと思ったんですけどね。やっぱり終盤は緊張しました。プレーオフは人生初だったので、結果は残念でしたけど、こんな大舞台で経験ができて、本当に楽しい1日でした。また頑張って次は優勝できるように練習したいと思います」。
今回は主催者推薦枠での出場で、優勝は逃したものの次戦の出場権は確保した。優勝した白も「彼はこの先すごい選手になると思います」と絶賛。また楽しみな若い選手が頭角を現した。
また、もう一人若い選手が最終日に猛チャージを仕掛けた。首位とは7打差の1アンダー28位タイからスタートした竹内優騎が7アンダー64をマーク。通算8アンダーの4位タイに食い込んだ。
「最終ホールはここまできたら優勝しかないと思ったんですが、力んでボギーになってしまいました。16番のティグランドでボードを見てから少し意識してしまいました」。
竹内は現在16歳の現役高校生。昨年のプロテストで16歳2ヶ月10日という史上最年少記録で合格した逸材。今シーズンがプロ初年度となるわけだが、早くも5戦目にしてプロのセッティングに対応し始めた。
「16歳のうちに優勝します!」ときっぱり言い切れる気持ちの強さは単に若さだけではない頼もしさを感じる。16歳のうちに出場できるのは次戦の「LANDIC CHALLENGE7」のみ。竹内のプレーに注目したい。

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