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ダンロップフェニックストーナメント 2019

ノリスの棄権も淡々。今平周吾が2日目の首位獲り

賞金1位も大雨の中、レインウェアを脱いだり着たり、苦心しながら、首位タイ浮上。

「雨が強くてドライバーが、なかなかうまくフェアウェイに行かなかったので、苦しいゴルフ」。

それでも2打目以降に再三のチャンスにつけて、一時は2位と3差をつける通算7アンダーまで伸ばしたが、終盤ホールの2ボギーでやや失速。
今平周吾は、3バーディ4ボギーの「71」。
2日目は1オーバーで、池田に並ばれ終わった。

スイング時に動きが悪くなるという理由から、上着を着てのプレーを嫌う。
「カッパを着ると、あんまり良くないんですけど、今日は寒かったのでしょうがない」。
雨の冷え込みの影響もあり、序盤は着たままプレーを続けていたが、「ちょっと真っすぐ行ってなかったんで。脱いだんですけど、あんまり変わらなかった」。
さして、影響は変わらなかったと苦笑したが、「全体からみれば、よく耐えたと思う」。

この日は、スタートホールで同組の松山英樹が「9」を打つアクシデントや、米の飛ばし屋キャメロン・チャンプもショットが乱れる場面が多かったが、賞金1位は淡々。

スタート前のハプニングにも平然としていた。
約700万円差の賞金2位のノリスが、スタート前に棄権。
情報を聞いてから、コースに出たが「そこは、まだ…。(ゴルフ日本シリーズ)JT(カップ)で考えて行きたいと思います」と、シーズン最終戦までは、意識しない。

今大会は、過去4度の出場で、3度のトップ10を誇る「好きな試合」。相性の良いコースで、まずは今季2勝目でがっちりとタイトル防衛の牙城を築く。

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