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日本オープンゴルフ選手権競技 2019

堀川未来夢は1打及ばず

直前にチャンスをもらった次週の大舞台に、自身2個目のビッグタイトルを持ち込みそびれた。
初優勝を飾った今年6月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」に次ぐ、2個目の日本タイトルを、取り損ねた堀川未来夢。

終盤の塩見の失速で、ふいに首位浮上。16番で逆転したが、1打目をグリーン手前に刻む策を取った難しい17番のパー3(238ヤード)で、手前から寄せた2メートルのパーパットを外した。

首位で並んで迎えた18番では「下も少し薄かったし、一番得意なクラブで」と、花道からパターを使ってピンに寄せたが、また2メートルのパーパットを決められなかった。
1差で、自身2個目のビッグタイトルを逃した。

次週の「ZOZOチャンピオンシップ」は賞金ランキングでの出場権は逃したが、再チャンスを得たのは今週。火曜日に行われたプロアマ戦で、ZOZO創業者の前澤友作氏とたまたまラウンドが一緒になり、懸命の”おもてなし”。
「せっかく一緒に回れたので上手くなって帰っていただく」と思いを込めたレッスンの合間に「世界の選手たちを見たいです」と、アピール。
その日のうちに、主催者推薦での出場オファーをもらった。
「今週は、それに恥じないように頑張ろうと思った」と、日本タイトル2勝目なら、最高の恩返しになったはずだが。
「来週、いいプレーでお返ししたい」。
次週、日本初開催の米ツアーでこそ、主催者に結果で報いる。

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