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RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 2019

締めはラーメン! 23歳、星野陸也の博多・食事情

4度目の出場にして、男子ゴルフツアーのコースで唯一の高麗グリーンを「つかんだ」と3日目の3ラウンドを65で回ってきた星野陸也。
芝目のきついグリーンに対して、「パンチをしっかり入れつつ、ストロークでしっかりフォローを出す感じ」と、4番から4連続バーディ。13番では225ヤードの2打目を5Iで、右奥エッジまで運んで、パターで1メートルちょいのスライスラインを沈めてイーグルを奪った。

福岡の食にもすっかり通じたと得意げに、入り日の月曜日から「もつ鍋、ラーメン、ラーメン、もつ鍋、ラーメン…。あれ?そういえば…もつ鍋の締めにラーメンも入れるなあ」。
つまり実質、連日の博多ラーメン漬け。

デビュー時は、太らない体質に悩んでいたが、「最近は食に興味を持ってきた」と胸を張るが、このかたより具合を見る限りはどうだか…。
ちなみに、ラーメン店は「白丸…」「赤丸…」のメニューが人気のあの有名店と決めており、「あれ? あのお店は福岡以外でも、あるんですか? 僕は福岡以外で食べたことないですが」と、真顔で力説。
天然愛されキャラが6打差から、5月の関西オープンに続く今季2勝目を狙う。

<星野陸也>
1996年5月12日生まれ、茨城県出身。16年のプロ転向時には186センチの長身から放つ豪打でさっそく注目を集めた。同年のQTでランク1位を獲得。本格的にプロ生活をスタートさせた17年、下部ツアーの開幕戦でいきなりプロ初優勝を飾り、レギュラーツアーでも結果を残して、ルーキー年の初シードにも成功した。
ツアー初優勝は、プロ2年目の昨年。フジサンケイクラシックで見せたご両親との涙の抱擁シーンは大きな感動を呼んだ。同年の賞金ランクも7位と躍進。最優秀新人賞で大器を印象づけた。
あだ名は”リッキー”。素直で明るい性格は、石川ら先輩プロにも好かれる。

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