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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2018

もうオジサン?! 金亨成(キムヒョンソン)の目標は

午前組のクラブハウスリーダーで上がった人気者。「ひょんそーん!! 久しぶりぃ」。
女性ファンに出迎えられて、いつものスマイル。
クラブハウス前のフォトサービスエリアでは、長い列が出来た。新選手会長発案の、ピングラッグを持ってサインを求める列も、こちらもまた今年から始まった、ギャラリープラザでのホールアウト後の公開インタビューでも圧倒的に、大勢の女性ファンの人垣を作った。

「僕のような外国人選手にも、暖かい声援を送って下さる。日本のファンのみなさんは、ほんと優しいですね」と、相変わらずりゅうちょうな日本語で、それもまたファンを喜ばす。

そんなヒョンソンも、この2年は賞金ランキングも30位前後をうろうろ。「応援してくださる方にも、応えられないのがつらかった」。
来月5月で38歳。
「僕もオジサンになり、あちこち痛いところも出てきて、思うように成績が出せなくなった」と、このオフは、米カリフォルニアで一念発起。
韓国勢30人ほどで、一大合宿を開催した。
「朝は5時から夜8時まで。打ち込みや、トレーニングに汗を流した」。
その中の一人が今季、チャレンジトーナメント改め「AbemaTVツアー」の開幕戦「Novil Cup」で初優勝を飾った、パクベジョンである。

「若手がさっそく結果を出してくれて嬉しかった」と、自分も続いていきたい気持ちで一杯。
この日前半最終ホールの18番では、グリーン右横から13ヤードのアプローチを直接入れて、チップインイーグルで魅せた。

「僕ももう、韓国勢の中でも2番目の“オジサン”になってしまったけどⅠ・J(・ジャン)さんのように、40代半ばになっても優勝できるようにまだまだ頑張る。もう2年くらい勝ててないけど、応援してくださる方に、また良いプレーを見せられるように頑張る」。
韓流スマイルに、並々ならぬ闘志をにじませた。

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