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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2018

石川遼が、袖ヶ浦で探しているもの

ナイスカムバック
スタートの10番で、ティショットを左にOB。「今朝は、身体が硬くて、バッグスイングが浅くなっていた」とダブルボギーの出だしも、すぐに「次のホールで修正出来た」と13番から5連続バーディを奪って、持ち直してきた。

5連続目の17番は、距離の長いパー3で2Iのベタピンに「ラッキー。手前5メートルでも100点だけど、ホールインワンみたいにあそこまで距離を合わせられたのは、技術ではない」と、苦笑しながら3アンダーの好発進した。

8月に、熱中症とウィルス性腸炎で倒れてから約2ヶ月。
練習の虫が一時期、10日あまりもクラブを置いたブランクを、懸命に埋める作業が順調であることを、確信できたのは、ほかでもないスタートの大叩きだったという。

「ここ5年は、左に曲げることがほとんどなく、ミスするとしたら、絶対に右だったので。スイングも良い方向に行っている。OBにはなりましたけど、収穫といえば収穫」と、手応えも出てきた。

ここ袖ヶ浦では昨年、予選落ち。最高が08年の12位タイ。「今まで、あまり成績を出せていないコース」と攻略にも虎視眈々。
「それには、何か理由があると思いますので今年、それを見つけられたらいいなと思う」。
残り3日で、答えは出るか。

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