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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2018

昨年覇者が、来年度の全英切符に意欲

週末の上昇を期した2人のホストプロが今年の戦いを終えた。2013年の優勝を機に、大会主催の三菱商事とサポート契約を結んだ川村昌弘は通算3アンダーの16位タイ。

片岡大育は、連覇はならなかった。イーブンパーの31位タイに終わった。
昨年大会の優勝で、アジアンツアーのシード権を取り戻したのを機に、今季は積極的に海外を転戦。先月は米ツアーの入れ替え戦にも挑戦してきた。
そこで痛感した飛距離アップと従来の安定性を兼ね備えたスイング構築は、まだまだ道半ば。
「掴みつつあるが、揃わない感じで、試行錯誤って感じですね。今週もモジモジやってきました」と、主催者の期待に結果で応えられずに「もっと頑張りたかった・・・」。
その点では無念でも、前日3日目に主催者が発表された朗報には、自然と視線が前を向く。

来年度から、その先3年の各年の勝者に全英オープンの出場権が得られることになった。「僕はまだメジャーに出たことがないので。日本から挑戦できるチャンスが増えることは、本当にありがたい」と主催者のご尽力には自然と頭が垂れる。
「いつか4大メジャーすべてに出場するのが目標なので」。
連覇はかなわなかったがスポンサーからまた大きな目標を授かり、ここからまたコツコツ努力を重ねていく。

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