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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2018

素顔のマー君。川村昌弘が6位タイで決勝へ

本人にももはや、つけていない時のほうが「違和感がある」というサングラスも、さすがにこの日は1日中雨模様。
うっそうと、背の高い松林にセパレートされたコースで珍しく、素顔で通した大会2日目。

もはやこちらも定番といってもいい、上下黒のレインウェア姿は、あいにく赤いダイヤのロゴマークも見せられなかったが、若きホストプロが、難条件で奮戦した。

「今日は水の力。雨を含んで重くなる。ラフに入ったときは、どうにも出来なかった」と難条件も、イーブンパーでなんとか堪えた。

「もったいないミスもあった。もうちょっと伸ばせる雰囲気もあった」と、悔しい場面も16番のボギーのあとで、長いバーディチャンスをしっかりと獲り返した。

「ラフに入って出すだけの18番では、100ヤードくらいから、ぴたっとついて、パーが獲れた。そっちのほうが、ナイスだった」と安堵した。

2014年から大会主催の三菱商事とサポート契約を交わした。
やはりホストプロの藤田が予選落ちを喫し、今年から新たに加わった片岡もイーブンパーまでスコアを落として首位と4打差の川村には、おのずと恩人らの期待が集まる。

「少し、差はありますけどなんともならない位置じゃない。日曜日の後半に、チャンスのあるところにいられるように、しっかり頑張りたい」。
ここ埼玉県の武蔵カントリークラブ・笹井コースは、自身初ラウンドに備えて夏場にも、下見をしにきた。
誰よりも思い入れのある試合で、大会2勝目を狙っていく。

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