アウトスタートの2番でバンカーから脱出に失敗。ダブルボギーが先行しながら「しのぎながら、いつかバーディが獲れるだろう、と。キレずに耐えられるようになったのが、成長したところ」。

先月の全米オープンで初出場を果たした小平は、13番からの3連続を含む7つのバーディで、優勝争いに加わってきた。

「今日はショットが全然ダメだった」と、得意分野で精彩を欠いた分、13番では95ヤードの3打目をサンドウェッジで2メートルにつけたり、14番では手前のカラーから10メートルを入れたり、15番で右から8メートルのバーディトライを沈めたり、小技で補うゴルフも、成長の跡。

「明日以降は、ガンガンピンを攻めていきたい。1日8アンダーくらいは出ると思うので、そこを目標にしたいです」。
若さに任せて、大会初制覇を狙う。

• 小平 智