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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2017

小田孔明が今季2試合目の予選通過

予選通過の喜びを噛みしめながら…
不名誉な個人記録をこれ以上、更新せずに済んだ。「この試合は絶対に、予選落ちをするわけにはいかなかった」。
今大会主催の森ビル株式会社と、サポート契約を結んで2年目。

大会前から、辻慎吾・代表取締役社長にも「この大会から頑張っていけよと、ハッパもかけられていたし」。
大事なホスト試合で自身の連続予選落ち記録をやっと「6」で止められた。
通算2アンダーで上がって「超がつくくらいに嬉しい」と、久しぶりに笑顔がこぼれた。
今季海外初戦のSMBCシンガポールオープンのあと、一度も会場で週末を過ごせず「この俺が、ウツになりそうなくらいキツかった」。

2014年に賞金王になってから、一度も勝っていない。
「燃え尽きたというわけではない。まだ、燃え尽きてはいない」。
まだまだ戦う気力も欲もある。

ただ、39歳。
「体の変わり目もある。ドライバーの飛距離も落ちたし、イメージしている球筋が出ない。ティショットが悪くてセカンドも悪いとこから打ってるから、パターも入らん距離につく。全部の原因」。

何よりの治療薬は結果。しかし今季はことごとく予選落ちを喫して、我慢も限界寸前だった。
救われたのは、世界で戦い続ける友人の存在だった。
今週、国内初戦を迎えた谷原秀人は同い年だ。
米欧ツアーで踏ん張る谷原を見れば、年齢のせいには出来ない。
「あいつが頑張っているから俺も頑張ろう、と思える」。

今年の宍戸に集結したAONも感謝しきりだ。
大会主催のJGTO会長の青木功。
スタートホールで毎日、「おまえ上手いんだから。何も考えるな、と」。中嶋にも、同様のことを言われ、
ジャンボ尾崎には練習場で「打ってみろ」。
後ろでじっと見ていて「おまえはゴルフをしていない」と一言だけ。

もう一発、ジャンボの前で集中して打ったら「そうだ、それがゴルフだ、と。それだけ。きっと一球一球、大事にしてやれってこと。AONに、声かけてもらえるだけでも幸せ」と、噛みしめながら頑張れた。

やっと決勝ラウンドに残れた。
「久々なんで、あと2日間も充実しながら回りたい」。
久しぶりの週末を、宍戸で過ごせることも何よりだ。

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