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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2017

塚田陽亮が、昨年の優勝校を訪問

昨年覇者が、いよいよ6月1日からの本戦に向けて、子どもたちと心を合わせて連覇への思いを強くした。
昨年のツアー初勝利は、5年シードのメジャータイトル。
思い出深いこの大会で、ツアー2勝を狙う前に塚田が門をくぐったのは今週、開幕する「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」のまさに地元の小学校。

茨城県の笠間市は、“聖地”である。同市立友部小学校は、昨年のスナッグゴルフ全国大会の優勝校でもある。
それだけに、昨年覇者同士で大いにわかり合えるところがある。

子どもたちに聞かせる講演会の前に、みんなで一緒に鑑賞した昨年大会のVTR。
NHKの全国放送で流れた塚田のハイライトシーンと優勝スピーチは「改めて見ると、恥ずかしいの一言」と、しきりに照れながらも「去年、みんなが優勝したときと同じように、僕も凄く嬉しかった」と1年越しの歓喜を分かち合いながら、自身のこれまでのゴルフ人生と、これからの夢を語った。

出身の長野県は大雪の日も、雨の日も、夏の暑い日も、「年中、半ズボンで登校してそういう姿が新聞に載ったり」。そんな健康優良児がゴルフを始めたのは、小4のとき。

空振りばかりの野球に飽きて、「止まっている球なら打てる」と、クラブを握った。
根っからのやんちゃ坊主も、「ゴルフは唯一、審判のいないスポーツ」と、何より正直さや誠実さを求められる中で、フェアプレー精神を学んでいった。
中学3年からの米留学を通じて、心の強さも養った。

特に今年は7月の全国大会で、連覇を目指すスナッグゴルフ部のみんなは“塚田プロ”の来校を、本当に楽しみにしていたそうで、最後の質問コーナーでは「どんな練習してますか」とか、「毎日何時間練習してますか」といったゴルフに関することが続々と、しかしその中でもついに、異色の質問が飛び出した…!?
「僕はプロと同じ長野県出身なんですけど…」と、お〜っと、まさかのローカルネタや、“信州そばトーク”などから話題は今週の地元、茨城県グルメに飛び火して「やっぱり、納豆じゃないですか?」。

「茨城は何が美味しいの」と、プロからの逆質問にもそんなふうに親切に答えてくれた友部小のみんな。
中にはすでにプロゴルファーを目指して歩みを始めている子もいるそうで、校長先生は「塚田プロという生の教材を前に、子どもたちは教科書や、教室ではできない勉強ができた」と、喜んでくださった。

児童を代表してお礼の挨拶をしてくれたスナッグゴルフ部のキャプテンは「今回のお話を通してどんな困難なことがあっても諦めないことが、大切だと気づきました」と連覇への厳しい道のりを、力強く突き進むことを誓った。
塚田も「みんなにいっぱいパワーをもらって僕も優勝目指して頑張ります」。

塚田プロ、頑張れ!
みんなも頑張って!

昨年覇者と、昨年の優勝校はエールの交換をして、いよいよ始まる本戦を前に互いに士気を高め合った。
  • みんなから歌のプレゼントにじ〜〜〜ん。。。
  • スナッグゴルフ部の子たちと互いに連覇を誓ってエールの交換会。塚田プロもみんなも頑張れ〜!

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