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日本オープンゴルフ選手権競技 2017

石川遼は「1つの組で、良い例と悪い例が見れた」

スタートの1番から快打を披露して、バーディ発進もその後は練習日からの懸念がもろに出た。
右に出がちなティショットは、8番で最悪の結末を見た。右OBで、ダブルボギーを打ったあとは精彩を欠いて、初日としては今季最高の4383人のギャラリーを集めた自分を「1つの組で、良い例と悪い例が見られた」と、自ら皮肉った。

6アンダーで回った同組の小平に対して、2オーバーで出遅れた石川。「まあ、自分が“悪い例”なんですけど」と苦笑い。

その中でも16番では、絶妙の寄せで大観衆を沸かせるなど、「信じられない。本当に嬉しい。アメリカであれば、あんなロブショットを打っても2、3人が拍手してくれるだけなんで」。

自身の帰国初戦を出迎えてくれた大勢のファンに感謝しきりで「今日は自分がアメリカで上手くいかなかった理由というのが、皆さんに伝わったんじゃないかと思うし、こっから自分がどうたて直していくか」。
温かい声援に励まされて、復活への思いが増した。

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