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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2017

前日62を出した高山忠洋がひとり旅

2日目も、アクセルを踏み続けた。「今日は僕の中では、昨日の9アンダーを、いかに消せるか。リセットして、また一からカレドニアン・ゴルフクラブと戦かおうと思ってやった」。

前日初日に、62を出して主催者を刺激したのか。
「昨日あれだけ出してしまったから。今日はピン位置が難しくなるだろう」と懸念したとおりに、特に上がりの8、9番は「いつボギーを打ってもおかしくない。えぐいところに切ってある」と戦々恐々と、最後の9番も、手前からのぼるが、奥に向かって急激に下る恐怖のバーディトライは用心したのと、雨模様の湿気か。
「あんなにブレーキがかかるのか、と」打ち切れずに残った1メートル弱のパーパットもしかし、しっかりしのいでボギーなしの66で、上がってきた現在の平均パットは、賞金シードで言えば「第二シードにも入っていない」。絶不調のランク97位も、13年来というエースパターのピン型に戻してから、復調を実感した途端のこの快進撃だ。

2日目にして通算14アンダーも「信じられないくらいショットもパットも良くて。自分で出したとは思えない。まるで人ごとのようで」。
2位と6打差も「差が開いているという感覚もまったくなく、自分的には明日またどう戦うかということで、頭がいっぱい」。
週末も、コースと無心で向き合う。

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