SMBCシンガポールオープン 2016

アジアで“復活祈願”。片岡大育の野望

暑さも、突然のスコールも何の! 本戦前日は27日水曜日は専属キャディの伊能恵子さんと、元気いっぱい笑顔でホールアウトしてきた。

片岡は“古巣”に帰ってきた。2011年のプロ転向後、真っ先に出場権を手にしたのが、ここアジアンツアーだ。2年遅れで日本でも初シード入りを果たす“Wシード”でその片鱗を見せつけたものだがやはり掛け持ち参戦は困難をきわめて、アジアは一昨年にシード落ち。

「取り返したい」。昨年は、欧州ツアーのQスクールに挑戦するなどもともと海外志向が強いだけに、今週は会場入りするなり、トーナメントオフィスですぐに約6万円ほど支払って、アジアンツアーのメンバー登録を済ませた。
「登録をしておけば、リランキング(出場優先順位の組み替え)の対象にもなれるし、勝てばすぐにシード選手になれるので」。

いずれもアジアンツアーとの共同主管で行われるこの「SMBCシンガポールオープン」と、次週の「レオパレス21ミャンマーオープン」で活躍出来れば、すぐにでもアジアでの“復活”の道筋が作れる。

今週の会場のセントーサゴルフクラブは「ドライバーで打っても次またスプーンで打たなくちゃいけないミドルホールが何ホールかある」と、片岡も言うように距離が長く、その上、随所に効かせたハザードや、待ち受けるグリーンは「速いしアンジュレーションもキツいし」。

一筋縄ではいかないが、今季は新年早々に、本場で自信をつけてきた。
米ツアーの「ソニー・オープン・イン・ハワイ」で、3日目に5位につける大活躍をした。「最終日に崩れてしまったけれど、今年もまた頑張れるんじゃないかという手応えを持つことができたので」。
この勢いのまま、いざアジアに再挑戦だ。

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